
自分の可能性を信じて何かを始める時、あなたはどこまで自分の力を出し切ることが出来ますか?
世論が「無理」だと思えば、あなたはその後挑戦していきますか。
折口雅博氏の名前を聞いたことなくても、ジュリアナ東京、ヴェファーレ、グットウィル、コムスンのどれかの名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
数々の事業を起こしては、仲間の裏切りや横取りで、借金を抱え込んでしまう。
しかし、自分の信念で、ゼロから10年で1400億円の企業を作りだした大経営者です。
この創業の話の中で、最も共感した部分が、介護会社「コムスン」の参加でした。
「福祉業界で金儲けなんかできるわけがない」「福祉をビジネスにしてはいけない」という声が周囲からあった。もちろん闇雲なスタートではなく、きちんと日本の情勢を視野に入れたことだった。
ここで面白いことは、ここで批判した人が現場で働いている福祉の人間からが多かったことだ。しかし、現在では、全国で最大規模の介護事業となって利益をだしているところだ。
ここが、ビジネスのすごいこところだと思う。
本誌の項目に、「正しいことをしていれば、何を言われてもいい」とあるように、介護のことを専門的に知らなくても、その「本質」をうまく見抜くことで、本当のビジネスができると話す。あれから10年、折口氏は自分の信念を貫き通し大成功を収めました。
なぜここまで、「コムスン」事業について話すかというと、当時この事業に対して批判していたのが、この僕であったからです。
当時コムスンは、介護事業で初めてTVCMしていましたが、その頻度が凄まじく赤字経営をしていました。
また、介護の施設で働いている時、「コムスン」の現場の評価はひどいものでした。
「あそこでは、働かない方がいい」、「あそこのスタッフは、気が利かないからやめたほうがいい」などのクレームが僕達の職場や学校にたくさんきていまいした。
僕は、経営やビジネスの仕組みも知れずに、また先行投資という言葉も知らずに、ただうわさだけを信じて、「コムスン」を自分なりに評価していました。
しかし、10年後大成功を収めたのは、福祉の現場の人間ではなく、「コムスン」事業を手掛けた折口氏でした。
そして今では、当時よく聞かれていたクレームは一切聞きません。
そして今ようやくこの本で、当時のことを知り、ビックリしました。物の考え方、先見性、「本質の見抜き方」のすごさに驚かされました。
誰もが「できない」ところがビジネスになる。自分の可能性を信じ飛び込んでいく折口氏のとてつもなく自分の大きな存在となっていきます。
自分の過去の経験からも「プロの経営者」とは、並大抵の経験や知識ではない人たちだと思いますし、その波と戦う信念や夢が誰よりも大きい人間だと思います。