クマモト日記
〜「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」(江副浩正・リクルート創業者)〜

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「レモンの効果」
紅葉がきれいな季節です。こうした時期は、山登りをする登山者が多くいます。小学校のとき、登山好きの先生が担任だったことがありました。遠足がある前に、ある宿題が出されたのです。登山にはいくつかの必需品がありますが、その一つに、レモンがあるというのです。登山するとき、喉が渇くごとに水やお茶を飲んでいたのでは、トイレがない山では大変です。そのため、レモンをかじることで、水分を取りながら、酸味で唾液を出す効果を利用して喉の渇きを潤すそうです。皮ごとかじるため、農薬のかかっていないレモンを探すのが宿題だったのです。しかし、どのスーパーや八百屋も輸入品のレモンばかりで、どれも農薬がかかったものばかりでした。結局見つからず、農薬のかかったレモンを一つ買い、何度も何度も洗ったことを覚えています。

実際に、登山中に食べてみました。普段の生活なら、すっぱくて直接食べることができないレモンですが、汗をかくと不思議です。すっぱいのには変わりませんが、そのすっぱさが美味しく感じ、今までの疲れがすっと取れていくのが分かります。そのときの登山では、すぐに元気を取り戻し、下山するのが楽になったことがありました。レモンをかじる行為もこうした使い方を知ったのも、このときが始めてでした。レモンって、搾るだけではないのですね。

レモンの使い方に関しては、まだまだあります。部活の試合が始まる前にも、ハチミツ漬けのスライスしたレモンを食べていました。試合前というのは、緊張して喉が渇きます。このときも水ばかり飲んでいたのでは、トイレが近くなるばかりです。そのため、レモンを食べることで、喉が潤い、また酸味で気合が入るようになります。このようにして食べるのは、中学生になって初めて知りました。

ジュースでは、夏に飲むとさわやかになるレモネードや、冬に飲むと体が温まるホットレモンなどがあります。玄関やトイレには、レモンの芳香剤があり、周囲をさわやかな感じにさせてくれます。ザ・テレビジョンの雑誌には、芸能人や有名人が表紙の一面を飾りますが、片手には必ずレモンを持っています。レモンを持つ理由は、週刊誌らしいフレッシュさを示しているのだそうです。女性の場合は、美容のためにもレモンを使うみたいですね。スライスしたレモンを顔に乗せておくことで、張りのある肌になるとか。料理では、他の味を引き立てるために、カットして使います。特に油物に搾って食べると、さっぱりした味になります。鮮やかな黄色をお皿に盛るだけでも、全体の印象が大分変わってきます。料理では決して主役にはなることのないレモンですが、その使われ方は幅広くあります。

レモンと聞くと、まずは、食べたときの印象として、すっぱいものだと思い浮かべます。まだまだ、あります。お酒に入れて味を変えてみたり、レモンの汁にお肉を漬けておくとやわらかく焼けて美味しくなったりします。レモン一つとっても、その使い道はたくさんあるんですね。レモンの収穫時期は、10月〜11月です。ちょうど、今ですね。美味しいレモンを色々な方法で試してみるのも良い時期ですね。

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