クマモト日記
〜「自ら機会を作り出し、機会によって自らを変えよ」(江副浩正・リクルート創業者)〜

■ カテゴリー

■ 最近の記事

■ 月別アーカイブ

■ 最近のコメント

■ プロフィール

kumamoto

Author:kumamoto
性別:男性
誕生日:1979年5月24日
血液型:O型
出身地:福岡県

■ ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

Ads by Google
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) | page top↑
「非運に処する道」…「青年の思索のために」(下村湖人/新潮文庫/1955)
困難に直面したとき、何を考えどう行動するのか、その思考、判断、行動の方向性と重要性を感じる内容です。それは、自分を高めるためには、周囲の環境や条件に原因を求めるのではなく、「今の自分」をどう受け止めるかが大切だからです。人間にとって「失敗」とは、現状ではなく、受け止め方次第だということを認識することができます。

著者の下村氏は、林檎園を経営する青年との対談の中で、「一番辛い体験」は何であったかを質問します。すると、青年は一度だけ辛い思いをしたことがあると答えて、「木になっているリンゴが強い風で落下してしまうことを見ること」が辛い体験であったと答えます。確かに精魂込めて作ってきた林檎が、数時間たらずの強い風の影響で、無残にも落ちていくのを見ているのは、誰にとっても辛いことでしょう。しかし、そのときこの青年は、「風は、吹くものと覚悟しなければならない。天の運行を予定しないで、林檎園を経営するのは、人間が勝ってに天に甘える」行為だと捉え、それからは、どうすれば風にも負けない丈夫な林檎を作れるかと改良を重ねていったそうです。「私は、天をうらむどころか、敬虔な気持ちになって天に感謝しないではいられなくなりました」とあるのは、誰にでも簡単にできる態度ではありません。「避けがたいものを避けがたいものとしてそのままに受け取り、その避けがたいものの中にあって魂の自由を確保し、新しい出路を発見し創造せんとする心の態度」それを忍従と呼ぶそうですが、そうした態度を持って行動していくと、全ては失敗ではなく、自分が成長できる教材として捉えることができます。成功者に共通している一つとして、どんな逆境にも「言い訳」しない態度は、きっとこうした思考からくるのでしょう。

「どんな場合にも、まず自分を省み、自分を責める。(略)人間の向上発展はこの心のあるなしによって決まるといっても、言い過ぎではない」何か困難にぶつかったとき、手っ取り早く解決できるような方法を探しがちになります。しかし、こうした行為は目先の対処法でしかなく、栄養剤のサプリメントに近いでしょう。「最上の宝となり、あらゆる困難の中にあって自分を支える最大の力となる」とは、林檎園の青年を通して全ての物事が自分の成功のためにあるといっても過言ではありません。人生において失敗は、一つもないと捉えることができます。

他の章では、職業観についても述べています。「自分の職業に落ち着かず、たえず他人の職業をうらやんで暮らす」そうした人は、「人生における職業の意味を全然理解しないで、その職についている人」であり、これこそまさに一生の非運でしょう。「非運を天の戒めとして敬虔に自己を反省すればこそ、その非運の中に幸運の種を見出すことができるのです」どんな職業でも、「どう生きるか、どう貢献していくか」そうした「人生への問い」があるかないかで、非運に感謝できるかどうかにつながっていきます。人生への「問い」の答えは、自分で見つけ出すものです。周囲の環境や条件で選ぶか、それともどんな条件でも、「選んだ道でどうするか」を考えれば、困難に対する自分の答えも変っていくのです。全ては、「今の自分」の受け止め方次第だということです。CNNの創業者テッド・ターナーの「過去が未来を創るのではなく、未来が過去を創る」という言葉があります。今までの過去がどうであろうと、そこから困難に立ち向かっていくためには、未来への「問い」が重要になってくるのです。










管理者にだけ表示を許可する


トラックバックURL:

■ リンク

このブログをリンクに追加する

■ ブログ内検索

■ RSSフィード

■ Powered By FC2ブログ

Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ


copyright 2005-2007 クマモト日記 all rights reserved. powered by FC2ブログ. designed by マンション購入記
FC2ブログ 紹介予定派遣