「あっ」という間の3連休が終わりましたが、いかがお過しだったでしょうか?
3連休といわず、友人の結婚式や年末に同窓会があり、友人たちと会う機会があったのですが、そのときよく聞く言葉があります。
正月休みに10人程度のプチ同窓会で聞いた、「『あっ』という間の○○年間やね」
先日あった、友人の結婚式でも、「『あっ』という間に、結婚やったね」
と、「あっという間」を毎年誰かからよく聞きます。しかし、毎年同じ人が、同じ内容で振り返りながら、その言葉を何度もいうのも面白いものです。あっという間とは、時間的に、ほんのわずかな時間や瞬時なときなど、感覚的にそう感じたときに使います。
しかし、毎年毎年そう感じるものなのでしょうか?
僕が思うことは、毎年そう感じている人の人生とは、実は空っぽなのではないかということです。
確かに、一年や今までの人生を思い返したり、ある事柄から振り返ったりすると、現在までの期間があっという間と感じることはあります。でも、20歳のときにも聞いた「あっという間の○○歳やね」を毎年言い続けるのもどんなものかと思います。
そういう人の共通点とは、
毎日を充実に生きていないために、愚痴が多い。
人生に大きな計画がない。
年が上がっていけば、それ相応の人間になれると考えている。
「収入がもう少し上がれば、○○なんだけどね」とお金に関する悲観話をする。
毎年何かに「焦り」を感じ、何かに「追い込まれて」いる状況を話す。
人生に対して、何かの積み重ねがない。
誰かに、何かを、期待している。
年の暮れや誕生日に、今までの自分の人生を振り返り、時間的流れを「あっという間」と感じることがいけないのではなく、毎年毎年その言葉を繰り返し、ため息をつきながら、人生に悲観めいた言葉を漏らすのは、これは大きな問題だと感じるのです。
ゲーテの言葉の中に、
つねにただ今日という日のつづくことが、「永遠」の存在を保証している。
人間はいのち短きものである。
とあります。「あっという間」に生きないような生活の仕方を工夫することが見受けられないのが、この人たちの日常生活であるとここ最近感じます。逆にいえば、毎年毎年、1日1日同じことの繰り返しをしているだけともいえます。達成感を味わいながら1日を大切に過して、人生を満足に過していきたいものです。